視覚で彩る平屋の暮らし

屋内から中庭、そして外へ。視線が気持ちよく抜けながらも、家族のプライバシーはしっかり守られる半中庭型の平屋として計画したK様邸。LDKは吹抜けのような開放感を生み出しながら、一部の天井をあえて低く抑えることで、空間にメリハリをつけました。さらに、天井の杉板をそのまま外部へとつなげることで、室内とデッキ、中庭がひと続きに感じられるよう工夫しています。アカシアの床や造作家具、既製品と組み合わせたキッチンなど、素材や細部にもK様ご家族のこだわりを反映。開放感だけでなく、日々の使いやすさと、家族が楽しく暮らしていくための工夫を随所に盛り込んだ住まいです。

case study  取手市 K様邸

  • 施工床面積 : 約50坪(167㎡)
  • 建築本体工事費の目安 2,000~2,500万円(2019年竣工時)。
  • 屋内から屋外へと開放的な連続性を持ちながらもプライバシーを確保する半中庭型の平屋。
  • 一部空間の天井高を通常よりも低く設定することで、平屋ながら縦に伸びる吹抜け空間を演出し、LDKからデッキ/中庭と外に繋がるパノラマを強調する。また、床レベルでの生活を主とする寝室に独自の快適性を創造。
  • アカシアの床が味わい深い。吹抜けの開放感を強調するため天井を下げた部分は外と同じ杉板を張り、繋がりを持たせた。
  • 平面計画のみではなく、勾配天井、天井高、仕上等、天井のバラエティーによってそれぞれの空間を構成。
  • 日常の使いやすさだけでなく、子供の成長に合わせて家族で「楽しく住んでいく」ことが出来る家。
  • 洗濯物干し竿代わりに設置したデザイン性の高いパイプは、懸垂棒としても活用できる。
  • 造作と既製品を融合させたオシャレで機能的なキッチン。
  • 仕上や造作家具、詳細にわたってお客様の「こだわり」をとことん追求。

 

設計者からのコメント

K様邸をプランするうえで目指したのは、平屋ならではの横への広がりを生かしながら、空間に変化と楽しさを感じられる住まいでした。広い空間をただひとつにつなげるのではなく、天井の高さや勾配、素材の切り替えによって、それぞれの場所に異なる居心地をつくっています。ご家族のこだわりを一つひとつ形にしていく中で、使いやすさだけではなく、「この家で暮らすことそのものが楽しい」と感じていただける住まいになったのではないかと思います。これからお子様が成長し、ご家族の暮らし方が変わっていっても、この家のさまざまな場所をそれぞれの形で楽しみながら、たくさんの思い出を重ねていただければ嬉しく思います。