二世帯住宅の暮らしやすさを追求した構造の美学
三角形の敷地を活かして計画した、共用型の二世帯住宅。1階のリビングや水まわりは家族で共有しながら、親世帯の寝室は1階に、子世帯には2階専用のリビングとバルコニーを設けました。一緒に暮らす安心感と、それぞれの時間を楽しめる心地よさを両立した住まいです。
case study 取手市 G様邸
- 施工面積 204.60㎡(61.77坪)。
- 建築本体価格の目安:2,500~3,000万円(2015年竣工時価格)
- 三角形の土地を有効活用した共用型二世帯住宅。
- 1階の水周り&リビングを共用とし、1階に親世帯の寝室、2階には バルコニーを併設した子世帯専用のリビングを配置。
- すべての居室を南側に並列させ、水周りを敷地の凸部分に集約。半中庭を設けることにより北側水周りへの採光及び通風を確保。
- 建物形状は、日差しの調整と太陽光を設置した南下がりの屋根を 隠す意図により、南側につき出す屋根を箱型で組むデザインとした。
- 子世帯リビングに併設された専用バルコニーへの眺めは、癒しと専有感を感じさせるために岩積みのモルタル造形を施し、2階部分の南側全面につながる装飾とした。
- 玄関を入った正面の階段部が唯一の吹抜け空間となっており、鉄骨階段ならではの美しい陰影を活かした採光が確保がされている。
- 南側1階のデッキに目隠しを設置し、気兼ねなく洗濯物が干せるようにした。
- 玄関収納、パントリー他、すべての部屋に十分な収納を配置。また、オリジナル造作家具も製作。
設計者からのコメント
G様邸で目指したのは、二世帯が近くに暮らす安心感を持ちながら、それぞれの世帯が自分たちの時間も大切にできる住まいでした。共有する場所と専用の場所を明確にし、互いに気を遣いすぎず自然につながれる距離感を意識してプランしています。この家で、親世帯・子世帯それぞれが心地よく過ごしながら、家族としての時間も楽しみ、末永く幸せに暮らしていただけることを願っています。























