case study  土浦市 H様邸
  • 「最近購入した中古住宅なのに、どうして建替えしたいんですか?」という問い に、「建物も老化しているのと、そして何より暗いんです」と答えるH 様。現地調査に行くと、古い町並み、狭い前面道路、路地状に入る旗竿形状の敷地。確かに暗い。しかし、幸いなことに敷地は東南を向いていた。
  • 土 地条件を最大限に生かすために、東南と南西に大型開口を設け、用途制限ギリギリまで南西側の隣地建物から距離をとった。旗竿形状のため、玄関位 置が特定されてしまうものの、南西に採光を目的とした吹きぬけ付きリビングを設置し、その奥の採光を受けられる位置にキッチンを設置することで、生活の中 心部に自然光が降り注ぐように設計。
  • LDKから東南のある玄関への間に客間の和室4.5帖を設置し、障子を介すことによって通路の採光を確保。通路の北面には直接入口が見えないように水周りを設置。
  • 2階北西側の個室には、リビング吹き抜け上部からガラスブロックを通した光のモザイクが楽しい。
  • 夏の西日解消の為に、南東側には一階に深庇のいテラス屋根。2階には電動シャッターも設置。