
Azumaの家づくりのステップをお伝えするための参考として、こちらの家の建て主様との打ち合わせ内容を簡単にご紹介させていただきます。
お施主様(T様)と初めてお会いした時には、こんな会話から始まりました。
吾妻:「もう土地はお決まりですか?」
T様:「はい、決まっています」
吾妻:「どんな場所で、どこが気に入ったのですか?」
T様:「犬を放し飼いするために広いところが良かったです。場所は木の生い茂ったところです」
吾妻:「それだけ広い土地では、アウトドアのご趣味もありますか?」
T様:「これといっては無いのですが、薪ストーブが欲しいと思っています」
吾妻:「外から薪を運び入れたり、薪置き場があるといいですね」
T様:「そうですね。それと、仕事から帰ってきて、部屋に入るまえにお風呂に入れるのが希望です」
吾妻:「家はどんな使い方をしたいですか?」
T様:「キッチンがあって、リビングがあって、寝室が一つ、その他に6畳ぐらいの部屋が欲しいです」
吾妻:「薪ストーブはどこに置きたいですか?」
T様:「そこで料理などもすると思うので、リビングの近くですかね」
吾妻:「お住まいになるご家族は?」
T様:「夫婦二人と犬が2匹です」
吾妻:「お料理は趣味の一つに入りますか?」
T様:「はい。結構料理にはこだわりますね」
吾妻:「では、こんな感じの暮らし方はいかがですか?」

実際にT様の目の前でこのような絵を描きながら、生活の確認から始めます。
次に、建築予定地に行き、景観、風の流れ、日の入り等の諸条件を確認。それらの条件と、ヒアリングによって得られた情報をもとに、プランニングを行います。
初めてお会いしてから約2週間後に出来上がった初回プランをご提案させていただきました。
以下、プランの説明となります。
「外から気軽に土足で入ってくつろげる土間とつながるウッドデッキをアウトリビングと考えました。ダイニングと土間を併設することによって、その日の気分に合わせてどちらでも食事が可能になります」
「調理の場は、土間に置かれた薪ストーブと、充実した内部キッチンの両方で可能です。土間は料理の場であり、飼い犬たちと一緒に食事をする場でもあり、リビングの役割も果たします」
「土間と間接的につながった内部リビングはプライベートリビング。ご友人が来られた際には土間をフルに開放して、外部のウッドデッキをリビングとして楽しみます」
「土間の脇に配置した倉庫は、薪や草刈り機などの多様なアウトドア用品を納められる収納力があります。外部から直接アプローチでき、かつ、土間へもアプローチできる導線となっています」
「メインダイニングからは土間をとおして、キッチンからは内部リビングを通して外の景観を楽しむことができます。四季折々の変化を家の中からも楽しんでください」
「西側に配置された玄関にはプライベート玄関の役割をさせ、プライバシーを確立させます。そこからご希望のとおり、洗面、浴室にすぐにアプローチできます」
「玄関脇の南西にある寝室は落ち着きのある方位になります。西日の強い日差しは遮熱材で防ぐことができるので、全く問題ありません」
「右上の個室はアロマ部屋として使われるとのことでしたので、何か始めるには一番良い方位をとってみました」
「キッチンの裏側の倉庫は食品庫としても使うので、北の安定した場所を選びました」
「木々が生い茂っている土地なので、屋根に落ち葉が乗っても流れやすいようにスリットのある片流れの大屋根にすることで、雨どいを無くし、メンテナンスを容易にしました」

模型を作り、立体的にプランを深めていきました。

自然光を取り込む玄関アプローチ

造作フルオーダーキッチン

造作収納付きベンチソファー
別の物件でもヒアリングからプランニングへのプロセスについて詳しく説明していますので、ぜひ、ご覧くださいませ。
