家族と共に育つ家
片流れ屋根と、地面から立ち上がるモルタル壁が印象的なK様邸。暮らしの中心は1階にまとめ、2階は将来の変化に合わせて使い方を変えられるオープンスペースとした1.5階建ての住まいです。家の中へ一歩入れば、LDKや2階へ視線がつながり、どこにいても家族の気配を自然に感じられるように計画。開放感の中にぬくもりがあり、家族それぞれが自由に過ごしながらも、いつもどこかでつながっていられる住まいです。
case study 石岡市 K様邸
- 施工床面積 : 39坪(129.58㎡)。
- 建築本体価格の目安:1,500~2,000万円(2015年竣工当時)
- 片流れデザインの1.5階建てプラン。
- 地上から延びるモルタルの壁が外観に重厚感を演出。
- 建物は一階1LDKを生活のベースとし、2階部分を可変型オープンスペースに。
- 家の中に一歩入ると、すぐに家族の気配を感じられる ように、一体感のある開放的なプランニングとした。
- 玄関を「自然の中に身をゆだねる安心感」をテーマ にデザイン。薪ストーブを設置し、広い土間床部には オールドスタイルのタイル、ストーブの背面には石積を模したモルタル造形を施工。LDKの目隠し壁には チーク色の木壁とレンガの支柱で装飾した。
- 斜めに曲がる造作階段。下部のステップ部に飾り棚の機能を持たせ、上部を鉄骨跳ね出し階段で組み合 わせた印象的なスタイル。
設計者からのコメント
K様邸をプランするうえで目指したのは、家族がそれぞれの場所で過ごしていても、家の中に入った瞬間から自然にお互いの気配を感じられる住まいでした。そのため、部屋を細かく区切るのではなく、1階と2階、玄関とLDKまでを緩やかにつなぎ、視線や空気が家全体を巡るような構成を考えています。また、玄関は単なる出入り口ではなく、外から帰ってきたときに気持ちがほどける場所にしたいと考えました。造作階段や壁の仕上げについても、機能だけで終わらせず、毎日目にする景色そのものを楽しめるようにデザインしました。これからK様ご家族がこの家で季節の移ろいを感じ、薪ストーブを囲み、家族それぞれの時間を楽しみながら、たくさんの思い出を重ねていってほしいと思います。














