case study 行方市 Y様邸
- 正面が東南に向き、北西には竹林がある立地条件。
- 屋根に竹の葉が溜らないことを考慮し、東北南西方向に下がる大きな切妻屋根を設置。しかし、それによって2階の屋根下がり方向には窓が設置できないため、6個の天窓を配置することで採光を確保。
- 家族構成は、ご両親と夫妻家族(子供2人)の6人。玄関、トイレ、浴室、キッチンを共用する半2世帯住宅。
- 農 業を営む御一家の「普通の毎日」を豊かに演出する玄関ホール。近所の農家の方々が気軽に集える土間空間には、テーブルセットと手洗い場。農作業の休憩時間 を心からくつろげる場として、さらに、玄関正面に客間として堀りゴタツのある和室を配置し、天井埋め込み造作照明や飛び石で高級旅館のように演出。全 12.5帖の堂々たる玄関スペース。
- 玄関右にはちょっとした家族の玄関収納が1.5帖。左側には行事用の8帖和室を設置。右側が LDK。左側の奥にはご両親の部屋(10帖)が設置さ れ、トイレ、浴室を抜けてDKに接続する配置でプライバシーを確保。ご両親の部屋からは直接外部へのアプローチと客間へのアプローチが可能。
- LDK中心のダイニング上部を吹き抜けとし、採光の場と、2階とのつながりを表現。2階には1階のLDKと吹き抜けでつながる12帖の第二リビングを設置。バルコニーともつながっているため、洗濯物を取り込む家事スペースとしても活躍。
- 子供たちの部屋は個別に設置され、遊び心として、それぞれのクローゼットの奥に大屋根の懐を利用した秘密部屋を設置した。